メッセージ「認知症とともに歩む人達へ」佐藤雅彦さんより

認知症ワーキンググループ(当事者団体)の共同代表をされ、当クラブのアドバイザリーボートでもある佐藤雅彦さんからメッセージを頂戴しました。

現在、認知症とともに生きている方へ、そしてこれから認知症になる方に向けた内容で、認知症の先輩からの手紙として発信されています。
世界中の人々へ届くよう英訳されていますので、日本文の後に英訳も付けました。

全ての人の生き方に響く内容だと思います。多くの方へ届くよう、シェア(転送)よろしくお願いします。


 

認知症とともに歩む人たちへ
 To All Those Living With Dementia

日本認知症ワーキングクループ共同代表 佐藤雅彦
 Joint CEO of Japanese Dementia Working Group Masahiko Sato

・認知症になったら、人生終わりではない、残された機能に感謝して、素晴らしい人生が待っていると信じて精一杯生きる。
It’s not the end of the world when you get dementia. Be grateful for what still works – and go on believing that you have a wonderful life to lead.

・なにもできないとなげくのではなく、いまできることリストを書き出し、それを実行する。そうすると、生活に張りが出てくる。
Don’t dwell on the negatives – list all that you can do now and just do it so that you enjoy an active life.

・必ずできると信じて、ものごとを行う。
Do things with the belief that you can succeed.

・初めから、やりもせずに、できないとあきらめない。
You must not give up without giving it a go.

・自分で自分の能力を低くみつもらない。
Don’t underestimate your abilities.

・なにごとにも、挑戦する勇気を失わない。
Don’t lack courage – give everything a try.

・取り越し苦労をしない。
Don’t worry about what may never happen.

・自分はダメな人間だと思わない。
Don’t give in to low self-esteem.

・自分には無限の可能性あると、信じて生きる。
Live your life to your maximum potential.

・好きなことを記録して、楽しく過ごす。
Be happy – and make a note of all your favourite things.

・失敗した記録ばかりとり、負のスパイラルに落ちいらない。
Don’t go into a downward spiral by dwelling on failures.

・何事にも興味を持つ。(食わず嫌いにならない。)
Be curious – and show your interest in the world around you.

・人になにかができないかを常にかんがえ、積極的にいきる。
Live a positive life by always thinking how you can support others.

・幸せでないと思うときは、自分の価値観を疑い、価値観の修正を試みる。
When you feel low just reconfigure your perspective and try to adjust your outlook.

・自分は、価値のある人間だと思う。
Develop a sense of your own value and worth.

・自分で自分を好きになる。
Try to love yourself.

・認知行動療法を勉強して、前向きに生きる。
Learn and apply CBT methods (Cognitive Behaviour Therapy) to strengthen your wellbeing.

・失敗は成功の基だと思い、少しの失敗にヘコたらない
Don’t get upset by small setbacks – they are essential steps on the path to success.

・他人から何かしてもらおうと考えずに、他人に何ができるかを考える。
Ask yourself not what others can do for you – but what you can do for others.

・もらうことより、与えることのほうが幸せであると考える。
Embrace the concept that giving is much better than receiving.

・常に社会にどう貢献できるか考える。
Always think about how you can contribute to the world around you.

・自分の使命を常に考える。
Always keep you mind on your personal mission in life.

・できないことばかりに目を向けるのではなく、できることに目を向けて生きる。
Live your life positively – do not dwell on what you cannot achieve, focus on what you can do.

・自分に残された能力に感謝して生きる。
Be thankful for all you can still achieve.

・ないものねだりをせずに、現状に満足して生きる。
Be happy with what you have – do not cry for the moon.

・人生は1度しかない、失敗しても、悔いのない人生をおくる。
We only have one life – so live it to the full – mistakes and all.

・失敗をおそれずに、いろいろなことにとりくむ。失敗にめげない。
Be brave – be adventurous – don’t dwell on the possibility of making mistakes.

・試練は、人間の人格を磨くためにあると考える。
Challenges strengthen the character.

・試練には必ず脱出のみちがあると考える。
There is always a way out of hardship.

・困難なことは、たまには起こると考え、永遠に続くと考えない。
Problems will occur – but they will be overcome.

・何事にもくよくよしない。
Be positive – don’t dwell on the negatives.

・いまの苦難は、永遠に続くのではなく、必ず希望があると信じる。
Today may be difficult – tomorrow is a brand new day – bringing hope.

・「そうはいっても、できない」と否定的に考えず、できる方法があると信じて考える。
Don’t give in to doubts – be strong – and always believe in the possibility of a solution.

 

佐藤さん著書『認知症になった私が伝えたいこと』
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b185350.html

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