2015年07月19日
関西フォーラム レポート
*ゲストのプロフィール
・社会福祉法人喜成会 高齢者総合ケアセンターみらいセンター長 長森 秀尊
和歌山県認知症介護指導者・和歌山市キャラバンメイト連絡会会長
認知症介護指導者大府ネットワーク副代表
・姫路市香寺包括支援センター管理者・社会福祉士 伊東 圭一
兵庫県社会福祉士会 高齢者虐待対応委員会 委員長
姫路市成年後見支援センターネットワーク会議委員
・濱谷 篤夫さん・濱谷 英子さん[若年性認知症のご主人と奥さん]
・琴 真弓さん[サポーター・認知症フレンドシップクラブ]
・神尾 洋一 父が認知症 ※当日参加できず手紙を披露。代読は兵庫県実行委員丸尾
・高下 雅也 就労継続B型支援事業所「愛ランド」利用者 視覚障害
・島津 由美 就労継続B型支援事業所「愛ランド」 支援員
*パネルディスカッション
RUN伴に参加した若年性認知症・視覚障害の当事者の方、その方々を支えるご家族、支援者が登壇し、RUN伴に参加したことが社会参加のきっかけになったことを発表する。
それぞれの方が、バリアを感じているが病気や障害の事を理解し、少し配慮してもらえることから地域で安心して暮らすことができると話す。また「安心」とは「人」とのつながりの中で生きていくことで得られること。支援者は合理的配慮の基、生きにくさを持つ人を支え、社会参加を促すことで、地域の人の心がバリアフリーになっていく。
*参加者からの感想
・日常生活の中の障壁を改めて感じましたが、特に意識上のバリア(心の壁)については、誰もが当たり前に暮らせる地域を作る為に、自分に出来る事は何だろうと思いました。
・認知症にやさしいまちとは、住み慣れた所で疎外される事無く、自分の出来る事は自分で、出来ない事や出来にくい事は誰かの助けを自然に受けいれられることだと思う。
・認知症であってもその他どんな障害(社会との間)があっても生き生きと役割を持って地域の中で、地域の一員として役割を持って生きられる地域が望ましい。